高速運転が求められる工作機械に
研削ボールねじ
ナット冷却型Ⅰ/Ⅱ
最適設計・低発熱 ・長寿命の精密ボールねじ。
コンピューターによるシミュレーション、有限元素法などにより熱抑制機能と構造を開発。運転速度が向上し、20万という高Dm-N値が可能です。高速運転による温度上昇を解消し、安定した温度制御機能により運転の高速化に貢献します。熱伝導最適設計により熱源の発生を効果的に抑制し、熱による変形を回避します。
ボールねじが頻繁に往復運動を行う使用環境においては、ボール間に熱が発生することが酸化や脱炭現象の原因となり寿命が短くなりますが、ナット冷却型ボールねじは安定した温度環境の下、耐久性が向上します。また温度制御環境下での稼働は、温度上昇による潤滑材の劣化を防ぐことで、製品の耐久性が向上します。
高速運転時にナットとシャフトを同時に冷却することで保温効果が高まり、予熱時間の短縮が実証されました。ナット冷却型Ⅱは、より冷却効果が高いタイプです。